ユーザーの動機を満たす
SEOによる上位表示は、何らかの動機を持ったユーザーのトラフィックを誘導する効果的な手段です。
しかしそれだけでは十分ではありません。なぜなら、上位表示しただけではユーザーの動機を満たすことができないためです。
ユーザーの動機を満たすことのできないサイトが、ユーザーに支持されることはありません。
検索者はいつでも、ブラウザのバックボタンを押して検索結果の画面に戻ることによって、そのユーザーの動機を満たすであろう数多くのリンク先が数多く表示されている画面へと戻ることができます。
キーワード検索を行ったユーザーの動機を満たすことのできるコンテンツを用意し、キーワードとコンテンツの対応を取るところまでをきちんと行ってはじめてSEOと呼べるものになります。
ユーザーの興味をひく
企業のWebサイトでは、ターゲットユーザーが興味を持ったり関心を寄せいていそうな情報を発信し、ユーザーの興味や関心を満たす必要があります。このような積極的な情報発信とSEO施策を連動させることで、SEOはより効果的に働きますし、マーケティング上の優位性をより高めることが可能になります。
逆に言えば、ユーザーが興味を持ったり関心を寄せたりするようなコンテンツの提供がなければ、SEOは無意味なものになってしまいます。
例えば、検索エンジンのユーザーにとって有益な情報がほとんどなく、すべてが宣伝だけでできているようなサイト(企業サイトの大半はこのようなものです)は、SEOには適しておらず、有料の広告による集客を主とせざるを得ないでしょう。